…すみません。
でもみなさんも一度は思ったことがあるはず。
ビジネスメールって堅苦しくてめんどくせぇ!!!!!!!
って。
去年1年間会社勤めから離れ、今年からまた会社員をしているのですが、
日々感じるこの違和感の正体は一体なんなのでしょう。
というわけで、今回はビジネスメールに関する違和感を8つ記していきます。
スポンサードサーチ
ビジネスメールに関する違和感8選
引用元:トルテオマガジン
ビジネスメールって、だいたいこんな感じですよね。
「なにか問題が?」と思ったあなたは、完全に日本のサラリーマン的思考に染まっていますよ!
では早速、「ビジネスメールに関する違和感8選」を挙げていきます。
①毎回会社名を入れる
株式会社○○
△△ 様
基本的なメールの書き出しはこうですね。でも毎回「株式会社○○」って要りますか?
メールのやり取りが2社間であれば、社名を省略して「△△ 様」だけで問題ないはずです。
(相手も自分も「△△ 」という苗字ならややこしいし仕方ないかもですが…)
②「お世話になっております」
これ以外にも、
「いつも大変お世話になっております」
「平素よりお世話になりありがとうございます」
なんていう、クドいのもあります。
初めてメールする相手にも「お世話になっております」。ほんとに意味不明です。
③毎回名乗る
「お世話になっております。××株式会社の△△です」
毎回名乗る必要ありますか?初回だけでよくないですかね。
英文メールでも見たことありませんよ、「My name is Jon Doe of ABC company.」とか毎回名乗っているのを。
メールの差出人をみればだいたい分かるし、早く本題に入ってくれ、って感じです。

④毎回同じヘッダーを使う
いつもお世話になっております。
××株式会社の△△です。
テンプレートとして登録しているのでしょうが、まったく心がこもっていませんね。頭悪そうに思ってしまうのは私だけでしょうか。
⑤「お忙しいところ恐れ入りますが…」「お手数をおかけしますが…」
メールの締めで使われる表現ですが、これもめんどくさい。
依頼のメールでは、依頼事項は相手が対応して当然のことが多いはずです。
たとえば、未払いがあるので早急に処理をしてもらいたいとか、必要書類が不足しているので提出をしてほしいとか。
シンプルに「お願いします」の一言でいいと思います。
⑥「何卒宜しくお願い致します」
「なにぃとぞぉ」
この言葉を見ると、「何時代のひと?」って思ってしまいます。
サウンド的には、チョコレートプラネット長田さんが和泉元彌さんのモノマネをして
「そぉろりぃ そぉろりぃ」って言う、あの感じ。(30秒くらいからどうぞ)
「何卒」は「どうぞ」のあらたまった言い方で、相手に懇願するときに使用するらしいです。
ビジネスで懇願しなきゃいけない関係ってどうかと思うし、「何卒」ってつけておけばまちがいないだろう、みたいな感じが浅はかです。
⑦受注側は毎回署名をつける
これは④の「毎回同じヘッダーを使う」に関連しますが、2社が受発注の関係にあるとき、
発注側: ヘッダーで名乗る + 「以上、よろしくお願いいたします。」で締め、署名なし
受注側: ヘッダーで名乗る + フッターに署名を入れる
こういう形でメールのやり取りが行われます。
受注側は、ヘッダーと署名で2度も名乗ることになるのですが、これがクドい。メールをスクロールダウンするときも、署名があるせいでマウスホイールを回す回数が増えます。

⑧パスワードの別送
「添付ファイルを開くパスワードは別途お送りいたします」
このセキュリティのかけ方、今でも普通に行われているのですが、めちゃくちゃめんどうです。
パスワードを送るだけのメールも、「○○株式会社△△様 いつもお世話になっております。」から始まることも…。ほんとうに、クドい。
今はURL 1つでファイルを共有できる時代なので、そちらを使いましょう!
さいごに

ここまで書いて思いましたが、私がビジネスメールに感じていたのはこれですね。
興味もないのに何度も表示されるインターネット広告みたいな。
クドいメールは文字数が多く、めんどくさい文章になります。
お世話になっている ことも 何卒お願いしたい のも。すでに暗黙の了解なのだから、すっ飛ばして本題だけ書きましょうよ。
しかし、それが許されないのが日本社会。チーン。
メールがクドくならないようにするには、次のことを心がけるとよいです。
- シンプルな文章を心がける(不要な修飾語は排除する)
- 漢字を使いすぎない
- 箇条書きを用いる
近い将来、メールは用件のみを記載するだけでOKになりますように。