【実録】在宅翻訳者の収入をぶっちゃけます

在宅翻訳

 

翻訳の仕事は気になるけれど、実際どれくらい稼げるのか気になりませんか?

実は、翻訳の報酬は求人広告に明示されていないことも多く、実際に仕事をする段階になって知ることもしばしば。

そのため、体験談がもっとも現実的な情報になります。

この記事では、実際のお仕事でどれくらいの収入を得られたかを紹介します。

記事を読み終えると、初心者が在宅翻訳で稼げる金額のイメージが持てるようになるはずです。

 

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在宅翻訳の報酬をぶっちゃけ

翻訳とひとことで言っても、いくつかの種類があります。例えば、

  • 産業翻訳: ビジネスで発生するような翻訳。マニュアル、報告書、ニュースなど。
  • 映像翻訳: ドラマや動画に字幕をつける翻訳。
  • 文芸翻訳: 書籍などの翻訳。
  • 特許翻訳: 特許に関わる文書の翻訳。

などです。

 

1つの分野を専門にしたり、産業翻訳と映像翻訳をかけ持ちしたり、請け負い方は人によって異なります。

私は主に産業翻訳に関わっていますが、もともとは映像翻訳を希望していたため、そちらの分野の知識(お金の面でも)もあります。

 

それでは早速、実際の収入について紹介していきましょう。

あくまでも私の経験上の話なので、その点はご了承くださいね。

 

産業翻訳

単価: 2 ~ 8 円 / ワード (英単語1つあたり)

 

見ての通り、大きな幅がありますね。

単価が安いのは、ノルマや納期がほぼなく、好きな時に取り組めるような仕事です。

 

通常は、7 円 / word 程度の場合がほとんどです。

“I” でも “extraordinary” でも、長さに関わらず1単語としてカウントされます。

 

仕事の内容は、マーケティング関連の記事や、WEBコンテンツ、モバイルアプリのUIの翻訳(ローカライズと呼ばれることも多い)など。

 

映像翻訳

単価: 650 ~ 1500 円 / 分(映像1分あたり)

 

映像翻訳も単価に幅があります。

取引する会社によって、設定金額が異なります。

 

一度、400円 / 分なんていう募集を見たこともあります(翻訳する工程の手間が少し省かれているようでした)。はっきり言って安すぎます。

 

しかし、初心者は 650 円 / 分程度が相場です。

だから、映像1分の間にセリフが少ないほどお得なのです(笑)

 

初めから映画本編の字幕に関われることは皆無と言ってよいでしょう。

 

最近増えているのは、Netflixなどの配信動画コンテンツ(ドラマやドキュメンタリーなど)の字幕翻訳です。他には、企業の商品やサービスの紹介動画、チュートリアル動画などの翻訳があります。

 

校正(産業翻訳)

単価: 1 ~ 2 円 / ワード (英単語1つあたり)

 

ぶっちゃけわりに合いません。

他人の翻訳を確認するだけでしょ?楽勝じゃん」と思ったら大間違い。

 

分野にもよりますが、校正者は誤訳の有無から始まり、「てにおは」や表記までを確認しなければなりません。

また、読者が読みやすいような文章への書き変えも求められる場合があります。

 

そうなると、ほぼイチから文章を練り直すことになるのですが、単価は翻訳の1/6ほど

実は校正者のほうが大変かもしれません。

 

1日あたりの稼ぎをぶっちゃけ

 

では、在宅で翻訳のお仕事をして、1日に稼げる金額を紹介しましょう。

 

産業翻訳の場合

日給 7000 ~ 10000円ほど

 

私の経験からすると、未経験者が1日に翻訳できる量は、~1500ワードくらいです。

例)1500ワード x 7 円 = 10500 円 

 

単純計算ではこのようになります。

 

日給1万円と聞くと、「そんなに悪い金額ではないのでは?」と思うかもしれません。

 

しかし、まず1500ワードの仕事のオファーがくるかどうかという問題、そして1500ワード対応できるかどうかという問題があります。

 

特に、得意分野ではない場合、調べものに多大な時間がかかるため、1500ワードは相当厳しい…。

朝から晩まで半日以上、パソコンとにらめっこする感じです。

 

朝8~9時ごろから初めて、18時ごろになっても翻訳が終わらない場合、変な汗が噴き出してきます。

というのも、いったん翻訳が終わっても、その後の見直し作業が待っているからです。

 

また、翻訳の単価は、繰り返し出現する表現や文章については単価が下がったり、ゼロ円になったりするケースもしばしば。

ちなみに、世間では、1日2000ワードを翻訳できるようになると一人前のようです。

 

映像翻訳の場合

日給 6500 ~ 15000円ほど

 

映像翻訳の世界では、プロの翻訳者は1日に10分の尺(長さ)の映像を翻訳する力をもつとされています。

私は初め1日10分と聞いて、量としてそんなに多い気がしませんでした。

でもコレ、実はかなりのスピードです。

 

通常、映像翻訳者は単に字幕を考えるだけではなく、スポッティングも同時に請け負います。

スポッティングとは、字幕を出すタイミングを翻訳システム上で設定する作業です。

長いセリフをどこで切るか、場面が変わるのにセリフは続いているときはどうするかなど、細かい作業が求められます。

 

また、字幕には 1秒間に入れられるのは4文字 というルールも。(一般的に企業の商品紹介動画などは、このルールが適用されません)

 

このように、映像翻訳には翻訳以外の作業も含まれ、さらにクリエイティビティが求められます。

日給15000円だとまずます、日給6500円 だと安すぎる!と、個人的には感じます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

想像していた金額と比べてどうだったでしょうか。

家で稼げるのなら十分だと思うひともいれば、考えていたより少ないなぁと感じるひともいるでしょう。

 

世の中には多くの仕事があります。

このまま翻訳の世界に足を踏み入れてみるもよし。他を考えるもよし。

みなさんが貴重な時間を翻訳に費やすかどうかの、ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。