毎日の通勤、会社の人間関係から解放されたいと思ったことはありませんか。
家庭を重視している方、子育て・介護中の方の多くは、在宅で仕事ができたらいいなと思ったことがあるはずです。
実は、ある程度の語学力があれば、未経験でも在宅翻訳の仕事を獲得することは夢ではありません。
なぜなら、アラフォーの私でも、翻訳未経験で在宅翻訳の仕事を手に入れられたからです。
もし、みなさんの中に英語が好き、または得意だけれど経験がないために在宅翻訳をあきらめている方がいれば、この記事を参考にしてみてください。
そうすれば、道が開ける可能性が広がります。
在宅の働き方を理想とするならば、それが実現するのです。
在宅翻訳ってどんなかんじ?
まずは、在宅翻訳について少し触れておきますね。
冒頭から少々現実的にお伝えすることになりますが…
私が持っていた在宅翻訳のイメージ
- 大好きな英語に関われて楽しそう
- 集中して仕事ができる
- 1人で取り組むので責任が重いが、やりがいがありそう
- 自分の力で稼ぐってカッコイイ
など。
実際に仕事をしてみたら…
- 分からないことが多くて、自分の英語力のなさに凹む
- 自宅にはたくさんの誘惑があって、集中しにくい
- チームで進める仕事もあって、プチストレスを感じる
- 自分の腕で稼ぐ感はあるが、単価が安い
やってみなければ分からなかったギャップも、たくさんありました。
そもそもどのくらいの英語力が必要?
英日の産業翻訳者として活動を始めたときの私の英語力は、以下の通りです。
- 英検 準1級(大学生のときに取得)
- TOEIC 865(翻訳の仕事を始める4か月前に取得)
- IELTS 6.5(翻訳の仕事を始める2年半前に取得)
- 会話力 中級レべル
- 英日翻訳の通信講座の受講歴あり(1年ほど)
- 商社で英語の実務経験あり(機械の貿易関連業務、5年ほど)
一般的に見たら、そこそこの経歴かもしれません。
でも、翻訳を仕事に考えている方々なら、これくらいの英語力を持っているのではないでしょうか。
在宅翻訳の仕事はここで探そう
大きくは、次の2つサイトに翻訳の仕事が掲載されています。
私自身ほぼ、こちらから仕事に応募していました。
- 翻訳者ディレクトリ
- 翻訳者ネットワーク「アメリア」
(求人案件を含むコンテンツの閲覧は有料)
その他に、
- 知人からの紹介
- 翻訳スクールのトライアルを受験
という方法もあります。
人とのつながりや信頼があるという点で、こちらの方がより仕事獲得に近づけるような気がします。
では、無料で誰でも使える ①翻訳者ディレクトリ を例に、私が実際にどうアプローチしたかを紹介します。
翻訳者ディレクトリでの仕事探し
まず、トップページを開きます。
「翻訳者募集情報を閲覧する」をクリックしましょう。
クリックすると、求人案件の一覧ページが開きます。
こちらが未経験者が応募できそうな案件 ↓ ↓ ↓
赤枠で囲った部分に注目してください。
- 募集人数が多い
- 未経験者可
この2点があれば、未経験者にとってチャンスです!!
迷わず応募してください。
書類で落ちたら、あきらめがつきます。
まずはトライしてみなければ始まりません^^
未経験者の応募のコツ
「Web site」をクリックします。
クリックすると、応募方法の詳細ページが開きます。
基本的には、そこにある指示に従って応募を進めます。
「応募フォームから応募してください。」とある場合は、リンクをクリックするか、そのままスクロールダウンすると、応募フォームが表示されます。
応募フォームの記入項目に
- メール本文
- 実績・職歴・学歴
を入力する欄があります。
でも、未経験者は実績がなくて困りますよね。
何を書けばいいかというと、
メール本文:
ビジネスマナーのある挨拶 + この案件に取り組みたい気持ちをアピール
例)
昔から映画やドラマをよく観ており、他人に比べてその分野は詳しいほうだと思う。
その知識と語学力を生かして取り組みたい。
WEBライティングに関わったことがあり、魅力的な文章を書く力がある。 など
実績・職歴・学歴:
仕事の実績はなくてもOK。英語に関わることなら、 迷わず記入
例)
英語圏への留学(短期でも書く)
仕事で英語の書類を取り扱った経験(普段から英語に触れていると伝わればOK)
本当に未経験だから・・・
実績がないから書くことがない・・・
そう考えがちですが、「未経験可」と書いている時点で雇用主は実績を求めていません。
大切なのは、どれだけポテンシャルと熱意を伝えられるかです。
応募後は・・・
多くの会社は、1~2日で返信をしてくれます。
めでたく書類が通った場合は、次のステップとして「トライアル」とよばれるテストの案内が届きます。
トライアルについては、3つのポイントで在宅翻訳者の試験「トライアル」を知る をご覧ください。
少しだけ触れておくと、応募分野のサンプル記事などを実際に翻訳して提出します。
締め切りは、1週間~1か月内と、会社によって幅があります。
また、テストとはいえガイドラインがあることが多く、表記などの細かいルールに従わなければなりません。
正直、
「仕事もらうのに、どれだけ労力使わせるんや」
と思います(笑)
また、書類で落ちたときは、就活と同じく「お祈りメール」が届きます。
まとめ
未経験から翻訳の世界に飛び込むのに大切なこと。
- 翻訳者ディレクトリで「未経験可」「募集人数が多い」仕事を探す
- 実績がなくても、英語に関わった経験とやる気でアピール
- ダメ元でトライ
決して狭き門ではありません。行動あるのみです。
この世界に飛び込んでみようと思ったなら、稼げる収入についても知っておきましょう。