最近、究極の癒し本に出会いました。
私の読書人生で、いちばん癒された本です。
パンデミックが起こって、はや半年以上。
外に出ると人との距離が気になって、落ち着かない。
耳に入ってくるのは暗いニュースばかりで、息が詰まりそう。
そんなザラザラした気持ちを優しい気持ちに変えてくれる、それが森沢明夫さんの本です。
あなたも同じような気持ちを抱いているなら、ぜひ読んでみてください。
「ほっこり」確約します。
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森沢明夫さんの究極の癒し本3選
①虹の岬の喫茶店
虹の岬の喫茶店
“岬の先端に建つ喫茶店を一人で切り盛りしながら、何かを待ち続けるおばあさん。その喫茶店を訪れる、心に傷を抱えた人々。彼らの人生は、喫茶店での一期一会によって、変化し始める。”
~幻冬舎ホームページより~
今回紹介する癒しの3冊の中でも、いちばん優しい気持ちになれる作品。
妻に先立たれた男性から泥棒まで、この喫茶店を訪れた客は店主のおばあさんに出会って人生が変化します。
おばあさんが淹れるとびっきりのコーヒーと音楽が、登場人物の凹んだ心を癒し、読み手の心までもほっこりさせる…
『ふしぎな岬の物語』というタイトルで映画化もされています。
②夏美のホタル

夏美のホタル
“ 写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。”
~Amazonより~
田舎でひっそりと暮らす人たちも、穏やかそうに見えて波乱の人生を背負っている…
親子の愛情と人間のつながりを描いた、泣ける一冊。
「またおいでよぅ」「ゆっくりしていきなよぅ」と、字面からも溢れ出る優しさがたまりません。
こちらも『夏美のホタル
③水曜日の手紙
“ 家族が寝静まった夜更け、日課として心の毒をこっそり手帳に吐き出していた井村直美は、そんな自分を変えたいと夢を叶えた理想の自分になりかわって空想の水曜日をしたため、「水曜日郵便局」に手紙を出す。一方、絵本作家になる夢を諦めた今井洋輝も婚約者のすすめで水曜日の手紙を書いていた。会うことのない2人の手紙は、やがてそれぞれの運命を変えていき――。”
~KDOKAWAホームページより~
水曜日に起こったできごとを手紙に書いて送ると、別の誰かが書いた水曜日の手紙が届くという、一風変わったコンセプトの物語。
皆うまくいかない人生に悩むけれど、受け取った手紙に勇気づけられ、前向きに生き始める姿は颯爽としていて…「私もがんばろう」と元気になれます。
こんなシステムが本当にあったら、ぜひ参加してみたい!
森沢明夫さんってどんな人?
著者について少し紹介します。
ひげとベレー帽がチャームポイント。
「自由で粋でロッケンル、遊び心を忘れない」がモットーのアラフィフ♂

なんだか楽しそうなオッチャンですが、下記に注目。

「森沢さんの各本を読むと、最後は必ず明るい気持ちになる」
これ、ほんとです。
凹んだとき、後ろ向きなときは、森沢明夫さんの本を読んでぐっすり寝ましょう。元気になれますよ。