こんにちは、みぃです。
3週間ほど前に「新型コロナと派遣社員①」という記事を書きました。
今回はそのアップデートです。
2年前ほどから在宅翻訳に携わっています。
現在、外資系の企業に紹介予定派遣という条件で派遣社員として勤務して数か月目。新型コロナの影響で3月下旬から在宅勤務を実施中。今のところ収入に変化はないが、経済活動が鈍化すれば雇用打ち切りになる不安を感じています。
今の状況として、
- 私自身の状況に変化はありません
- 周囲の派遣社員の雇用は悪化しています
この3週間で周囲では大きな変化がありました。
大きなきっかけは、やはり緊急事態宣言が出たことですね。
上級国民・下級国民などという耳障りな言葉がありますが、
社員と派遣社員の差が一段と浮き彫りになってきました。
派遣社員の今を伝えます。
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派遣社員の現状(2020年4月22日時点)
私は3月下旬から在宅勤務を継続中です
在宅勤務も4週目が終わろうとしています。その間、1度も出勤していません。
緊急事態宣言の発令期間が終了するまでは在宅勤務を続けることになっています。
在宅翻訳の経験があるので、家で仕事をすることは全く苦にならず、快適に働く毎日です。
というわけで、今のところ私の状況に大きな変化はありません。
最近、派遣会社の担当者から聞いた話は次のようなものでした。(これはあくまでも私のお世話になっている派遣会社の場合であり、私の拠点は首都圏でありません)
・ 派遣社員の雇用を打ち切るという企業はまだない
ただし、
・ case 1 現段階で派遣社員を休業とし、企業から派遣会社への支払いもない
・ case 2 次回の契約更新なし
case1の場合、派遣会社は企業からの支払いがなくても、派遣スタッフに日給の6割程度を補填するとのこと。派遣会社が負担を負うようです。
では話を戻しますが、周りの友人たちが次のような影響を受けています。
周りの派遣社員・非正規雇用者の状況は変化しました
派遣社員としてコールセンターで働く知り合いは、緊急事態宣言発令後、自宅待機となりました。
収入の補償はどうなるか分からないとのこと。
ちょうど派遣先を変えようと考えていたため、派遣会社に他の仕事がないか聞いてみたようですが、今は紹介できる仕事がないと言われたそうです。
彼女は20代。若者でも仕事がないなんて…
4月から百貨店で接客業を始めた友人も、緊急事態宣言が出てから売り場が閉まり、休業となったそう。
デパートも売り上げがガクンと落ち込んでいるため、この先復帰できるのかどうか不安だと話しています。
前回書いた、ワーキングホリデーで来ていた外国人の友人は、先日帰国しました。
アルバイト先のホテルが3月中旬から休業し、緊急事態宣言が発令されたためそのまま休業が延長。
収入も途絶える中、日本ではコロナに感染しても守ってもらえないと感じたのが大きかったようです。
悪化したケースではありませんが、派遣先企業が休業しているのにフル稼働している派遣社員の知り合いがいます。
3月初旬から週2で在宅勤務が始まり、4月上旬からは派遣先企業が全面休業となったそうです。社員の給与はいくらかカット。
しかし、処理の必要な業務があるので、休業の縛りを受けない派遣社員が社員の指示を受けながら在宅フルタイムで働き続けているとのこと。
なんか立場が逆転しているような?不思議な状況になっています。
現在の心境
このまま雇用が続くのか?という不安
知り合いの非正規雇用者たちが次々に休業となり、なんとなく他人事ではない気がしています。
紹介予定派遣期間が終わる夏に正規雇用に転換できるのか、先が見えません。
上述の派遣会社の担当者の話からすると、まだそんなに恐れる状況ではないのかもしれません。
しかし、経済活動が停滞すると少なからず企業の経営状況に影響が出てくるはずですので、楽観視はできません。
切られても実家に戻りづらい
私は今、実家から離れた場所に住んでいます。
紹介予定派遣期間が終了し、正規雇用への転換はないとなった場合、同じ企業で派遣延長という道はありません。(紹介予定派遣はそのようなルールになっています)
雇用が打ち切られた場合、次の仕事を見つけるのは非常に困難だと思うので、一度実家に戻ることも考えなければと思っています。
そのころにはコロナが落ち着いていればよいのですが、自分の感染の有無が分からない状態で高齢の両親のもとに戻るのは避けたいところ… しかし、国からの10万円の支給だけではやっていけません。
先をみて動こうという気持ち
数か月先は闇の中かもしれません。
反面、現在は在宅勤務で通勤がなくなり時間の余裕が生まれています。
もしも数か月後に就活となったとしても焦らないように、この時間を使って勉強などしています。
とはいえ、アラフォーの就活は地獄…。なんとしても避けたいです。
最後に
私の周りだけでもこれだけ変化が起きているので、社会では一体どれくらいの人の雇用に影響が出ているのかと考えるとゾッとします。
うすうす感じていると思いますが、国が全面的に助けてくれることはありません。
今、自宅待機などで時間に余裕があるなら、未来のためにぜひ何かに取り組んでおくべきなのではと感じます。
なんとなく過ごしてしまった先に続くのは、今と同じ道だけです。
今回は以上です。
キツいのはラップトップの画面の小ささですね。アラフォー泣かせです。
A4サイズくらいなので、13インチでしょうか。
ctrlを押しながらマウスのホイールをひたすらクリクリしています。