8月のトライアル受験に続き、9月もまたトライアルに挑戦しました。
今回のトライアルは、純粋な英日翻訳でした。
英語の原文があって、イチから自分で訳出していくものです。
さて、リベンジなるか…!?
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英日翻訳トライアル受験レポート
今回のジャンルはFintech。翻訳実務では未経験の分野です。
応募先 外資系翻訳サービス会社
応募ルート 翻訳者ディレクトリ
分量 A4一枚程度
制限時間 約4日
近頃の金融の世界では大きな変化が起こっていますね。DeFiとかNFTとか。
新しいテクノロジーについての翻訳ができれば、知識も得られて一石二鳥~。
そんな欲張りな気持ちもありつつ、応募してみました。
トライアルの内容は、とてもシンプル。
決まったガイドラインもなく、ただ与えられた原文を訳すというものです。
事前に翻訳ルールなどを読み込む必要がなく、すぐに翻訳作業に取りかかれてストレスフリーでした。
一般のトライアルはガイドラインが複雑すぎて、受験前に疲れてしまうことがが多いんですよね。
この会社は翻訳者にやさしそう、という印象を抱きました。
トライアルの感想
難しかった・苦労した点
- 新しいテクノロジーに関して細部まで正しく理解する必要があった
- 適切な専門用語をピックアップするのに迷った
- 金融の複雑な内容を一般に分かりやすい文章で訳出した
その他の感想
- 分量に対して時間に余裕があったので落ち着いて取り組めた
- ガイドラインがなくストレスフリーだった(表記は「朝日新聞の用語の手引き
」を参照した)
- 新しいテクノロジーの学習ができ楽しかった
英日翻訳のトライアルはもちろんマジメな試験なのですが、個人的には新しい発見ができるので毎回楽しみです。
例えば以前受けたトライアルでは、グラフィックが美しい冒険ゲームや、コウモリの生態などがお題になっており、未知の世界を必死でリサーチしながら「へー」「ほー」と関心しながら取り組んだものでした。
さてトライアルの結果は…?
翻訳テストには合格しました!
受験完了から4日経って「ぜひオンライン面接を」と告げるメールを受信。
そうそう、この会社は珍しく面接があるって募集要項に書いてあったっけ。通常はトライアル合格後、ペーパーワークで翻訳者登録を行うんですけどね。
面接とか億劫だけど、せっかくなので面接に進むことにしました。
1次面接の様子を軽く紹介
日中はフルタイムの仕事があるため、面接は夜間に実施してもらいました。
翻訳者登録の面接を受けるのは初めてだったので服装に迷いましたが、キレイめの白いカットソーを選びました。
もしスーツを求めているような会社だったらお断りしようと覚悟して。
オンラインの面接画面に入ると、面接官は2人(日本語話者)。どちらも普段着に近いラフな格好で、ホッと一安心。
これまでの職歴 携わった翻訳業務の詳細 得意・不得意なジャンル など
ごく軽い、就職の面接みたいな感じでした。
翻訳者は実力さえ見せられればいい、過去の経歴が問われないのが利点、と思っていましたが、今回は違いましたね。
それから、このお仕事は「急募」だったので、面接に合格すればすぐに仕事がもらえるのだろうと考えていたのですが…
よくよく聞いてみると、実はまだプロジェクト開始の目途が立っていないとのこと。
今はひとまず人材集めをしている段階らしい。
えぇ~!話が違うやん。
本来「急募」なら、未経験者や新しい分野への挑戦者が入り込めるチャンスのはずなのに。
まぁ仕方がないですね。
面接の結果はまだ来ていません。数週間かかると言っていたかな。できたら後日UPします~。
~~2021.10.17追記~~
面接も通過し、無事に採用となりました。
3か月の試用期間があり、その間のパフォーマンスによって報酬の見直しもされるそう。これまで登録した翻訳会社にはなかった対応です。翻訳者のモチベーション維持によいですね。
お仕事がきたらがんばります。