社員と派遣とフリーランス。自分に合う働き方を考える

雑記

 

みなさんはこれまでどんな働き方をしてきましたか?

 

私は大学を卒業してから、

正社員(10年超)
派遣社員(2年くらい)
フリーランス(1年くらい)

という形態で働いてきました。

 

正社員、派遣、フリーランスをすべて経験した人は多くはないのではと思います。

 

昨今のコロナ禍では「終身雇用崩壊」「自由な働き方」などというワードが飛び交っています。

どんな形態で働くのが自分に合っているのか、少しでも幸せになれるのか。

 

今回は、3つの形態で働いた経験から感じたことをシェアしたいと思います。

働き方を変えようかなと考えている人のヒントになりますように。

 

スポンサードサーチ

社員と派遣とフリーランス。自分に合う働き方を考える

 

これまで私がやってきたのは主にデスクワークです。そのため、この記事はデスクワークに携わる女性目線で書く内容となります。

まずは結論から

どの働き方がおすすめか一概には言えません。

しかし、社員・派遣・フリーランスを経験したアラフォーの私が言えることとすれば、、、

 

①若いうちは、挑戦したいことがあればフリーでも、とことんやってみてほしい。やり直しがしやすいから。なんといっても「若さ」は一番の武器です。

 

②周りと足並みを合わせて生きてきた人は、社員で安定した収入を得ながら好きなこと(副業含む)をやってみてほしい。人と違う道を歩むのに慣れてないから。心の安定が一番です。

 

③ある程度の年齢になってレールから外れてしまった人は、やってみたい仕事があるなら派遣という形でも今すぐ挑戦してみてほしい。年齢が上がるにつれ挑戦できなくなるから。経験は財産です。

 

「絶対これがやりたい」というものがなく、社員か派遣かを選べる状況ならば、社員になるのがいいと思います。同じ時間働くのであれば、収入と休暇と福利厚生は多いほうが豊かに生きられます。簡単にクビになることもないし、権限や責任をもって仕事に取り組めるのでやりがいも感じられるはずです。

 

そもそもどんな仕事が自分に合っているか分からない、何やっていいか分からない、という場合もありますよね。その疑問に対しては、このような答えがあります↓

仕事=作業。ずっと続けても苦にならない、好きな作業を仕事にするとよい

 

このあたりの本も参考にしてみてください。

 

 

5つのポイントから見るそれぞれの働き方

 

上記の結論に至ったのは、以下に書くような状況があったからです。

まずは「収入・仕事内容・職場での扱い・世間からの評価・自分の気持ち」の5つのポイントについて、社員・派遣・フリーランスではどうなのかを簡単に表にまとめました。

社員派遣フリーランス
収入安定やや安定不安定
仕事内容責任を負う責任を負わない責任を1人で負う
職場での扱い平等不平等(なし)
世間の評価一人前あぶれ者すごい!or 大丈夫?
自分の気持ちまぁ安定やや不安定揺れやすい

こうみると、たとえば派遣はイケてないように見えるかもしれません。でも、派遣には派遣のメリットもちゃんとあります。

では、それぞれのポイントを、掘り下げていきます。

 

収入

社員は毎月決まった金額が入ってきます。派遣も稼働日数によってばらつきはありますが、毎月まとまったお金が入ってきます。フリーランスの収入は仕事量に大きく依存します。

まとまった金額が入ると出費のプランも立てやすいです。そのため、安定した生活を送りたいなら、勤め人になるのがベター。ただし勤め人は収入が大きく増えることはありません。天井のない金額が得られる可能性があるのはフリーランスです。

 

仕事内容

ある程度権限を与えられ、責任をともなう業務を任されるのが社員。ただし責任があるといっても、万一問題が起こった場合は上司や会社がカバーしてくれます。

派遣は責任を負うことはまずありません。なぜなら「外部の人間」だから。与えられるのは契約の範囲内の業務です。データ入力や資料作成など、社員の補佐的な仕事が多いです。

フリーランスはひとり会社みたいなもので、仕事を獲るのもやるのも自分、何か起こったら対処するのも自分。失敗したら以降の仕事は来なくなる、という厳しい世界です。

 

職場での扱い

社員は「上司と部下」「先輩と後輩」という区別はあるにしても、一人の人間して尊重してもらえます。小さなことですが、たとえば派遣の場合は「派遣さん」という総称で呼ばれるのに対し、社員は「〇〇さん」と名前で呼ばれます。

また、社員はやってみたい業務があれば手を挙げて挑戦できるチャンスがありますが、派遣は契約範囲外のことは基本的にできません。向上心がある人ほど、横で指をくわえて見ているのは悔しいと感じるはず。同じ職場で働いていても、社員と派遣の間には大きな壁が立ちはだかっています。

 

世間の評価

今の日本では、とりあえず社員であれば「一人前」「立派な社会人」とみなされます。社員として働いて入れ非難されることはまずありません。

一方、派遣はというと、「社員になれなかったんだ」「適当に生きてる人」「薄給でかわいそう」などという目で見られます。レールを踏み外したあぶれ者、といった感じです。

フリーランスは全く別の評価になります。「自分のスキルで稼いでる」という前提があるので、時には尊敬のまなざしを浴びることも。ただし、安定至上主義の人にはフリーランスという働き方は理解してもらえません。生活がいつどうなるか分からないなんて怖すぎるらしいです。

 

自分の気持ち

社員の場合、とりあえず毎日行くところがあってクビになる可能性も低く、毎月決まった収入が入ってくるので気持ちが安定します。とはいえ「このままでいいのかな」「給料が安い」と思うことはあるので、現状にどこまで満足できるかがカギです。

派遣も毎日行くところがありますが、いつ契約終了(=切られる)になるか分からないという不安をいつも抱えています。収入もそこそこしかないし、評価されない業務を続けていると気持ちは安定しません。

フリーランスはさらに気持ちが大きく揺れやすいです。仕事が次々と舞い込んできて没頭している時はいいのですが、仕事が途絶えると収入もなくなるので闇の底に落ちます。気持ちのアップダウンが激しいのがフリーランスです。

 

派遣とフリーランス

 

次は、働き方に注目してみます。社員を経験している人は多いので、ここでは派遣とフリーランスについて書きます。

派遣という働き方

メリット

派遣で働いた時にメリットだと感じたのは、「やりたい業務ができる」ことです。希望する業務内容で仕事を選べば、やりたい仕事に従事することができます。ただし上述のとおり、責任がない仕事しか与えられないので、やってみたい分野で補佐的な業務ということになります。

社内の面倒な会議には出たくない、権限なんていらない、残業もしたくない。ただ〇〇だけできれば満足、〇〇の経験を積みたい、というのであれば派遣という選択肢はアリです。わずらわしい人間関係も、無理に構築する必要はありません。失礼にならない程度にうまくやっておけばOK。

また、派遣で働いている人はフットワークが軽く、考え方がおもしろい人が多かったです。社員の人は新卒からずっとここで働いているとか、転職はリスクだとか、どちらかというと「お堅い」考えをもち、レールから外れたことのないタイプ。派遣の人は様々なバックグラウンドをもっていて、レールから外れまくり、仕事や社会に固執した考えをもたず自由に生きているタイプでした。社会から評価され経済的にも余裕があるのは「社員」ですが、一緒にいて楽しいなと思ったのは「派遣」でした。

 

デメリット

逆に派遣でつらかったのは、「都合のいいように使われる」ことと「収入が安定しない」ことです。

普段は「派遣ができるのはここまで」と線を引かれているのに、職場の都合によって契約範囲外の仕事をさせられることもありました。断ると「使えねーな」と思われそうなので基本的に引き受けるしかないんですよね。「そこまでの時給はもらってない。どんなにがんばっても切る時は切るんでしょ」と思う反面、「役に立ちたい」とも思うので心の葛藤がありました。

収入面は、休日が多い月はその分収入が減るし、ボーナスもありません。(当時は交通費も出ませんでした。)机を並べる社員は月給+ボーナスをもらっているのを横目に、派遣の自分は薄給でひぃひぃ。欲しいものを我慢することも増え、だんだんみすぼらしくなっていく自分に嫌気も差してくる…自分はどこで道を間違えたのだろうか。そんなことまで考えてしまうことも。挙句の果てに、「派遣」という働き方を作ったこと自体おかしい!なんて、社会に怒りを覚えたりしました。

 

自由に楽しく生きている ≠ 社会的に認められる・経済的にも豊か

 

この式が成り立たないのがとても残念でした。自由に好きなことやって、余裕のある暮らしができるのが理想的なのに…。なかなか難しい。

フリーランスという働き方

まずはデメリットから

フリーランスは会社員とは180度違う働き方です。

  • 起きる時間
  • 働く時間
  • 休憩する時間
  • 寝る時間

は自分次第です。

その他に、仕事量、環境、服装なども全て自由です。

 

自由ってすごく聞こえがいいですが、実際に自分がフリーランスになると違う目線でモノごとを見始めます。

働く時間が決まっていないとメリハリがなくなる
人間関係がなくなって逆に孤独
仕事量を加減できるという問題ではなく、仕事がゼロの時がある

 

私はフリーランスの翻訳者として活動をしていました。初めは「自分の腕一本で稼げるなんて…!」と舞い上がっていましたが、私の場合、次第に気持ちがすさんできました。

 

その原因は、孤独・貧困・不安

 

この3つはフリーランスにとっての天敵です。

孤独・・・外部の人との関りがぱったり途絶えます。人とのちょっとした会話がこれほど気分転換になっていたのかと気づいた頃にはもう時すでに遅し。

 

貧困・・・駆け出し翻訳者は、薄利多売の自転車操業。毎月の収入は、二桁になるかならないか、全くならないか。徐々に困窮していきました。お金が入ってこないので、外出を控えるようになり、孤独にも拍車がかかる。。。

 

不安・・・今仕事がない不安。明日仕事がない不安。今後仕事が入るかどうかの不安。このままで生きていけるのかという不安。お金が無くなっていく不安。いつかは日の目を見ることができるのかという不安…etc.

 

この3つの敵に勝てる人は、フリーランスを続けていけるはずです。

 

メリット

フリーランスでよかったこともありました。

  • よく寝てよく食べられ健康的
  • 仕事を選べる
  • 仕事を邪魔されない
  • 好きなことをしている充実感
  • 会社に所属していなくても自分で稼げることを知っている安心感(自信)

 

特に、最後の「自分で稼げることを知っている」のは、貧乏でもフリーランスを経験した甲斐がありました。いつ会社から放り出されても他に稼ぐ手段がある、と思えると気持ちに余裕が生まれます。「クビになったらどうしよう」ではなくて、「クビになったら何しよう♪」って感じです。

 

もし私がもう一度フリーランスで働くとしたら、

人との関わり合いがそこそこある(孤独の解消)
ある程度の報酬が得られる(貧困の解消)
引く手あまたの分野(不安の解消)

この辺をクリアできるならぜひやりたいと思います。

 

【悲報】在宅翻訳を続けるのは難しい理由

 

おわりに

 

長々と書きましたが、自分に合う働き方はどれかなと考える際には、

  • 心が一番安定するのはどの働き方か
  • どうしてもやりたいことがあるか
  • 自分の年齢

 

このあたりをポイントに吟味してみるのがオススメです。

自分に合う働き方というのは、つまるところ「生活に満足できる状況を作り出す手段」なんだと思います。

 

今回は以上です。